2017年08月06日
今度は正統派?マツシロモーゼル

久しぶりのミリブロ投稿ですが、実は手に入れたかった昭和エアガンが中々手に入らず、苦戦しておりました。で、何とか間隙を抜けて手に入れたマツシロ・モーゼルでした。ちなみに小生は「モーゼル」の呼称で慣れ親しんできたので「モーゼル」で通させいただきます。
このモーゼル、少しスケールオーバーとも聞きましたが、デッサンそのものはかなりリアル(C96ってやつですね。トイガンはM712ばかりですしね)。当時高〇生だったので詳しくは知りませんが、ポンプ容量とかカートの大きさに合わせてとか、必要なバレルの太さとか、スケールアップする理由はあったのではと思います。ヨネザワ=實力モーゼルとアッパーレシーバーとかバレル基部とかあまり寸法差が感じられません。

しかし、ヨネザワ=實力モーゼル、後端が長すぎる以外は、極端におかしいわけではないように見えて・・・こないですねw。
で、小生的にはすケースアップの原因と思えるシリンダー容量確保ですが・・・

以前紹介したマツシロ「スーパー」ガバメントと同じものを使ったと思ってたのですが、比べるとガバの方が細いんですよね・・・だったらガバのシリンダー使ったらとなるのでしょうが、実射性能を取ったのか?このあたり、小生の調査では判明せず・・・ でも、このマツシロモーゼル、当時としてはリアル、いまでもおもちゃとしてのリアルさを感じさせる良作だったと思います。疑似ブローバックはカート式としては当然でしたが、ボルトが後退する様、また後退した時のスタイルはスライド式よりかっこよく感じました(オートマグか松本零二の影響か?)。
そしてこのマツシロモーゼルが「リアル」と好評だったのは、装弾方式だったのではと思います。M712と異なりイジェクションポートからクリップを使って装弾するM96の面目躍如!てな感じで、この装填動作をしっかり再現しとりました。

あと、カートの気密性アップを狙ってか、チャンバー内全部を指を突っ込んで押すと少し前進するんですよね(スプリングテンションもかかってます)。ポンプ容量といい、実射部分に対してもかなり意欲的に感じました。
あと、ヨネザワ=實力モーゼルとはカートサイズは似てますが、使い回しはたがいに不可(實力にはマツシロカートは入りますがその逆は不可)。

このマツシロモーゼル、のちにマルコシモーゼルとなりましたが、ガスガンに移行してその短い歴史?を終えました。ですが、この時代のエアガンは、おもちゃ然としていたでしょうが今のモデルにはない工夫や頑張りを感じれるのが何とも楽しいです。もち「?」なモデルもありますが、今のようなレプリカのような作風となってはこのような「楽しい」ガンを出すのは難しいでしょうね・・・

Posted by 征 at 23:25│Comments(0)
│昭和エアガン