2022年12月19日
P90電子トリガー比較~陽炎Ⅵ型&PERUN.P90
年末にPERUN P90が発売となり、P90オーナー達は先発の陽炎とどちらが良いか悩ましいところでしょう。
小生は館長として両方購入しました(懐は冬です)。なので比較をしてみたいと思います。
ただ、実際の発射のフィールなどはメカボックスの仕様に左右されるところもあるので、ここではそれ以外の部分で比較したいと思います。
①トリガー周り
双方ともメカボックスの純正トリガーボード?は外すので、これだけでもトリガープルや摩擦抵抗は軽減されます。その上で、まずは「陽炎」
から

トリガーを取り外したあとに前部をカットします。その後はトリガーとストッパーを戻し、その後はトリガースイッチとなるマイクロスイッチ基盤を取り付けます。基盤はトリガーの窪みに合わせた形をしてるので、そこに嵌め込みストッパー用のネジで固定します。
マイクロスイッチの押し具合でセミフルを切り替えるので、トリガーストロークを制限する必要が出てきます。かげの付属部品であるトリガーストッパープレート(セレクター内に取り付けるプレート)はこのためにあります。

これにより、スイッチをセミオートまでの引きに制限出来るようになり、結果としてストローク短縮になってます。
あと、トリガー基盤はメインボードとハーネスで繋げますが、基盤を外さなくてもはーねを外せるので、分解はPERUNより少し楽です。

PERUNは前回参照なんですが、磁気センサーをトリガーに取り付けたりトリガー基盤も無加工で取り付けれるなど、とにかく最後まで無加です。これはホント凄いと思いました。

ですが、分解時には、トリガー基盤を外さないとメイン基盤と繋がるハーネスは外せないです。
②メイン基盤の取り付け
陽炎はセクター検知用のマイクロスイッチ取り付け時にメカボックスを開ける必要がありますが、取り付け自体は付属のワッシャーとボルト、ナットでポン付けです。

PERUNは前回記事にてお伝えした通り、基本メカボックスを開けずに取り付けれます。これだけで書くこと無くなってしまうくらいですW
注意点としては、純正からの置き換えのカットオフバー(メイン基盤の磁気センサー対応)をきっちり取り付けるためにワッシャーなりシムで押さえてあげる必要はあるかもしれません。
③設定変更
陽炎は、従来のトリガー引きっぱなしから設定モードに入ります。操作は簡単ですが、説明書はいつも必要かもしれません。というのも、スマホのアプリ対応のもの以外は殆どこの操作であり、内容は微妙に違うので、覚えてられないでしょう。ただ、陽炎はイージーモードとエキスパートモードの2つで設定がいじれます。基本はイージーモードで十分です。
対してPERUNも基本は同じトリガー引きっぱなしからの設定ですが、これにコントロールボードを組み合わせる事で、トリガー式設定の煩わしさを軽減しています。

このコントロールボードにはスイッチとダイオードが付いており、ダイオードの色でどの項目を設定するのか一目瞭然となります。これだけでもかなり分かりやすくなってます。但し、やはり説明書(カードが付いてますし、PDFのダウンロードも出来ます)は必要でしょう⤵️
④結局どっちがいい?
陽炎
メリット:オートプリコックが便利で楽。トリガーストロークは最初から超ショートストロークになる。従来に比べて壊れにくいマイクロスイッチ。ピストンリリース機能。設定項目の多彩さ。トリガーをバラさずにトリガーハーネスが外せる=分解がPERUNよりは楽
デメリット:トリガーの加工とメカボックスを開ける必要がある(あくまでPERUNと比べて。ごく普通の手間ではある)。設定項目が多いので、設定が手間(イージーモードで事足りるかも)。マイクロスイッチが壊れる可能性はある(かなり低いらしいが)。
PERUN
メリット:一切無加工、トリガー周りの分解だけでインストール出来てしまう❗。トリガーでの設定は従来に比べて楽。ピストンリリース機能。マグネット検知式なので物理的故障は少ない(と思う)。オリジナル同様の2ステージトリガー。
デメリット:トリガー基盤からハーネスを外すために基盤から外す必要がある。トリガーストロークは純正領域(加工や調整は簡単)。楽になったとはいえ手間の掛かるトリガーでの設定
小生の見解ではこんな感じです。DSGやその他のセッティングで差が出る可能性はありますが、使用者のスキルや拘りにあわせて選べば良いと思います。通常の使い方では個性はあれど差は感じられません。どちらもオススメです。
小生は館長として両方購入しました(懐は冬です)。なので比較をしてみたいと思います。
ただ、実際の発射のフィールなどはメカボックスの仕様に左右されるところもあるので、ここではそれ以外の部分で比較したいと思います。
①トリガー周り
双方ともメカボックスの純正トリガーボード?は外すので、これだけでもトリガープルや摩擦抵抗は軽減されます。その上で、まずは「陽炎」
から

トリガーを取り外したあとに前部をカットします。その後はトリガーとストッパーを戻し、その後はトリガースイッチとなるマイクロスイッチ基盤を取り付けます。基盤はトリガーの窪みに合わせた形をしてるので、そこに嵌め込みストッパー用のネジで固定します。
マイクロスイッチの押し具合でセミフルを切り替えるので、トリガーストロークを制限する必要が出てきます。かげの付属部品であるトリガーストッパープレート(セレクター内に取り付けるプレート)はこのためにあります。

これにより、スイッチをセミオートまでの引きに制限出来るようになり、結果としてストローク短縮になってます。
あと、トリガー基盤はメインボードとハーネスで繋げますが、基盤を外さなくてもはーねを外せるので、分解はPERUNより少し楽です。

PERUNは前回参照なんですが、磁気センサーをトリガーに取り付けたりトリガー基盤も無加工で取り付けれるなど、とにかく最後まで無加です。これはホント凄いと思いました。

ですが、分解時には、トリガー基盤を外さないとメイン基盤と繋がるハーネスは外せないです。
②メイン基盤の取り付け
陽炎はセクター検知用のマイクロスイッチ取り付け時にメカボックスを開ける必要がありますが、取り付け自体は付属のワッシャーとボルト、ナットでポン付けです。

PERUNは前回記事にてお伝えした通り、基本メカボックスを開けずに取り付けれます。これだけで書くこと無くなってしまうくらいですW
注意点としては、純正からの置き換えのカットオフバー(メイン基盤の磁気センサー対応)をきっちり取り付けるためにワッシャーなりシムで押さえてあげる必要はあるかもしれません。
③設定変更
陽炎は、従来のトリガー引きっぱなしから設定モードに入ります。操作は簡単ですが、説明書はいつも必要かもしれません。というのも、スマホのアプリ対応のもの以外は殆どこの操作であり、内容は微妙に違うので、覚えてられないでしょう。ただ、陽炎はイージーモードとエキスパートモードの2つで設定がいじれます。基本はイージーモードで十分です。
対してPERUNも基本は同じトリガー引きっぱなしからの設定ですが、これにコントロールボードを組み合わせる事で、トリガー式設定の煩わしさを軽減しています。

このコントロールボードにはスイッチとダイオードが付いており、ダイオードの色でどの項目を設定するのか一目瞭然となります。これだけでもかなり分かりやすくなってます。但し、やはり説明書(カードが付いてますし、PDFのダウンロードも出来ます)は必要でしょう⤵️
④結局どっちがいい?
陽炎
メリット:オートプリコックが便利で楽。トリガーストロークは最初から超ショートストロークになる。従来に比べて壊れにくいマイクロスイッチ。ピストンリリース機能。設定項目の多彩さ。トリガーをバラさずにトリガーハーネスが外せる=分解がPERUNよりは楽
デメリット:トリガーの加工とメカボックスを開ける必要がある(あくまでPERUNと比べて。ごく普通の手間ではある)。設定項目が多いので、設定が手間(イージーモードで事足りるかも)。マイクロスイッチが壊れる可能性はある(かなり低いらしいが)。
PERUN
メリット:一切無加工、トリガー周りの分解だけでインストール出来てしまう❗。トリガーでの設定は従来に比べて楽。ピストンリリース機能。マグネット検知式なので物理的故障は少ない(と思う)。オリジナル同様の2ステージトリガー。
デメリット:トリガー基盤からハーネスを外すために基盤から外す必要がある。トリガーストロークは純正領域(加工や調整は簡単)。楽になったとはいえ手間の掛かるトリガーでの設定
小生の見解ではこんな感じです。DSGやその他のセッティングで差が出る可能性はありますが、使用者のスキルや拘りにあわせて選べば良いと思います。通常の使い方では個性はあれど差は感じられません。どちらもオススメです。
Posted by 征 at 00:51│Comments(0)
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