2016年08月31日
P90のトリガープル改善その②(トリガープル軽減)
P90のトリガープルは握力強化マシーンとして活用可能・・・などと戯言はさておき、P90トリガープル軽減について紹介します。
前回①http://p90house.militaryblog.jp/e793608.htmlで触れた、パーツ同士の摩擦軽減ではなく、リターンスプリング2つの調整に関することです。
まずいじりやすいリターンスプリングは、メカボックス前面にある、小生が「トリガーブロック」などとの賜ってたパーツについてるスプリングです。

黄色い丸で囲っているところの前方部分にあるスプリング(スイッチリターンスプリングとでもいいましょうか?)です。
こいつを少しカットしつつ、カット前と同じ長さになるよう少しずつ様子を見ながら伸ばしていきます。伸ばしすぎないように注意しつつ、伸ばしすぎたら再度カットしてください。やりすぎると、へなへななテンションになり、トリガープルは激的に軽くなりますが戻りのスピードも劇的に遅くなったり戻り切らなくなります。
そしてもう一つのリターンスプリングはトリガー本体のリターンスプリングで、ストック内にあります。ココにアクセスするためには、前回のトリガー分解のプロセスを完了しておいてください。さらにここからは一部部品をカットしたり研磨もしますので、後戻りはできません・・・が、おそらく失敗率は少なめだと思いますので、自己責任でお願いしつつ、気軽にチャレンジしていただければと思います。
まず、トリガーを全摘出した後に見える、リターンスプリングが収まってるシリンダー?を抑えている部分をニッパーで強引にカットしてください。



次にこのシリンダーを強引に取りだしてください。少しシリンダー前半部の、スプリングテンションがかかっている側(ピストン部?)を少し押し込みつつ、ストック上方に押し上げてください。
これがうまくいくと、リターンスプリングが収まってるシリンダー部分が取り出せます。

ここからは、やはりスプリングを少しカットしつつ、元の長さと同じか少し長めになるよう伸ばすなり、柔らかめのテンションのスプリングに置き換えるなりして下さい。あとシリンダーとピストン部分にグリスアップをするとか清掃も忘れないでください。
で、シリンダーを戻すのは、外すのと逆の手順となりますが、正直戻す方がやりにくいです。で、シリンダー部の後端には、シリンダーがキッチリ収まる為のガイドがついてますが、小生はここは削り落としてますが、なくても元の位置でしっかりと固定はされます。もし残すのであれば片側のみとして、そちらが上面になるように収めれば、元に戻しやすいのではと思います。

この記事へのコメント
トリガーのスプリングをいじるには本体のモナカ接着を外さないと出来ないと思っていました。ブログ通りにすると簡単に出来ました!より自分好みのPS90になりました。ありがとうございます。
Posted by MJ at 2017年05月13日 16:37